私達は社会に貢献する企業を育てるベンチャーキャピタルです
独自の運営方式による、スタート

近年、私たちVC(ベンチャーキャピタル)を取り巻く環境は大きく変化しました。今や、日本の株式市場にはベンチャー企業を強く後押しする風が吹き、東証マザーズや大証ヘラクレスのほかにも多くの新興市場が誕生するなど、私たちを取り巻く事業環境が整いつつあります。 また、個人投資家の台頭によるリスクマネーへの関心の高まりや、プライベートエクイティ投資に対する理解が進むなど、VCの重要性が改めて認識されはじめてきています。

今、VCが果たすべき役割とは何か――それは、いたずらに投資先企業を増やすことではなく、事業に革新性があり、将来日本経済に新しい息吹を吹き込むような元気な企業を探し出し、着実にその成長をサポートしていくことです。換言すれば、今が最も“VCの真の実力”が問われていると言っても良いでしょう。

私たちは、今年を新しいスタートと位置付け、もう一度VCの原点に立ち戻って、より質の良い投資に注力していきたいと考えております。

成長企業を見抜く力、企業の発展に貢献する力を磨く

私たちは従来の業務活動をあらゆる面から見直し、グローバルな競争に勝ち抜くための社内改革を行いました。
その根幹にあるものは「VC業務の質的向上」です。そのために、まず着手したのが「ユニット制の導入」でした。現在では、一定の投資権限と責任を委譲された投資ユニット(チーム)が、投資先企業の発掘から審査、投資、株式公開支援まで一連のVC業務を一貫して行っております。

この新しい投資体制「ユニット制」によって、全チームを並列にし、極めてフラットな文鎮型の組織に変えました。現場に裁量を与えた場合、その活動状況をできるだけ早く、それも投資担当者本人の言葉で聞く必要があるからです。また、投資方針も極めてシンプルなものではありますが、

  1. 小さく生んで大きく育てる(マイルストーン投資)
  2. 分散投資(国や業種、規模、ステージ等投資対象を限定しない)

と、定め、徹底いたしました。投資方針もシンプルな方が現場の自由度が大きいからです。こうして新しい体制、新しい方針で投資を進めてきた結果、このグラフにあるように投資先企業からの新規公開社数は、徐々に成果が数字となってあらわれ、最近では、当社の投資能力について、社内外の皆様から高い評価が戴けるようになりました。
また、常に高いモチベーションを保つ環境を作るため、適宜新たな人事制度や報酬制度の改革を行っています。優秀なベンチャーキャピタリストや次世代の経営者など、優れた人材の育成は当社のみならず、VC業界全体の重要課題の一つと考えております。

プライベート得クティ投資のワンステップサービスを目指して

弊社ははVCとして、企業の成長性を評価して投資を行ってきました。このノウハウを十分に活かし、かつ、企業価値を向上させるという同じ目線が必要とされる事業、すなわち、バイアウト投資や事業再生投融資、セカンダリー投資といった事業も積極的に展開しています。具体的には、事業承継や株主構成の問題などに悩む経営者にM&AやMBOを斡旋して事業の飛躍的発展を支援したり、高い付加価値をもちながらも経営上の問題を抱えるために法的整理に陥った企業に対し、資金面・経営面(役員派遣等)の両面から深くその経営に関与し、投資先企業と一体となって企業価値を向上させていきます。また、昨今の企業の株式持合いの解消や投資ファンドの満期到来などにともなう未上場株式の流動化のニーズに対応して、セカンダリー投資も行っております。

プライベートエクテイ投資図

さらに、グループによる総合支援体制の構築のため、グループ会社の再編にも取り組んでいます。弊社とお付き合いいただく投資先企業や融資先企業、ステークホルダーの皆様は、当社にとって重要な営業資産・経営資源と考えています。皆様のご期待に沿えるよう、可能性のある全ての事業をグループ内に取り込み、“One Stop Service Provider”としての体制を整えております。
さまざまなステージの多様なニーズに対して、ポケットからいろいろな提案やサービスが出てくる。私たちがめざすのはそんなユニークな金融グループです。

ベンチャー系というメリットを最大限活かしグローバルな営業を展開

弊社は、独立系ならではの機動性や柔軟性を活かしながら、投資先企業のニーズ、市場のニーズ、社会のニーズに広く目を向け、グローバルな視点をもち、VCの枠を超えたダイナミックな事業活動を展開していくことを重要なテーマとして位置付けています。
そうした事業戦略のベースとなるのは、日本、アジア、アメリカという3極拠点を中心としたリンケージ体制であり、アメリカや北東アジア・東南アジア各地において内外の戦略的なパートナーとの提携や協力関係を築き、それぞれに活発に事業を展開していきます。